僕がフランスに修行に行ったのは23歳の時。
最初に行ったのは、南仏エクス・アン・プロヴァンスにある、「ル・クロ・ド・ラ・ヴィオレット」
ミシュランの二つ星。次に働いたのは、マルセイユの「プティ・ニース・パセダ」
当時は二つ星でしたが、今年、三つ星になりました。
僕が渡仏した頃は、今から考えれば、凄い人達が修行でフランスに来ていました。
まずは、プティ・ニースで共に働いた「入江 誠」さん。
ピエール・ガニェール・ア・東京のオープン時にシェフになった方です。
それから、エクスで一緒に働いた、「山田 裕」さん。
大阪で「
エッソンス・エ・グー」という店をやられていて、料理専門誌にも時々載ってます。
あと、会ったことはないのですが、修行時代の共通の友人を通じて噂を聞いていたのが、
今ではニースで一つ星を取った、「
ケイスケ・マツシマ」さん
フレンチの業界では知らない人がいない有名人ですが、当時から、フランスにいた日本人の中では有名でした。「凄いやつがいる!」って感じで。
そんな人達が技術と知識の向上を目指し、しのぎを削っていた時代に修行できたことは、とても幸せな事だったと思います。
かつての同僚がどんどんビックになっていってる中、僕も頑張らなきゃなーーーっと心に決めて
今日も頑張ります